子供が急に「留学したい!」と言い出したら、どうしますか? 費用も高いし、海外に子供を留学させるのは心配。「すぐに飽きて帰ってくるんじゃないかしら」絶対に失敗しない”留学”にするには、お父さん・お母さんの対応が大事なんです。海外大学卒業の筆者が教える“親のやるべきこと5つ”を紹介します。
■:1子供の留学したい気持ちを「否定しない」
子供が突然「留学したい!」と言い出したら、まずは否定しないことが大事です。子供の成長過程で、自立心や自尊心が芽生えた証拠だと思って、否定をせずに話しを聞いてあげることから、始めましょう。お子さんの年齢に合わせて、留学の期間や場所を選べばそんなに難しいことではありません。
例えば、まだ小さなお子さん(小学生程度)である場合は、旅行を兼ねて『親子留学』で短期間で海外留学に行くことができます。中学生なら、短期のホームステイを夏休みにさせるなどの対応ができます。高校や大学を海外で過ごしたい場合は、深く話し合って理解をしてあげましょう。
■:2子供の留学したい気持ちを「プレゼン」させる
子供の留学したい気持ちを聞いてあげたら、子供に「プレゼン」をさせましょう。留学で一番失敗するケースが「なんとなく」で海外留学に行かせてしまった場合です。子供に「プレゼン」をさせることで、子供の気持ちや志望動機に気づくことができるんです。
お父さん・お母さんが率先して質問を与えて、年齢に応じて時間を与えて「プレゼン」の準備をさせましょう。
(1)いつ留学したいのか?
(2)どこに留学したいのか?
(3)なぜ?そこに留学したいのか?
(4)どのくらいの期間、留学したいのか?
(5)どのくらいの費用がかかるのか?
子供なりに考えた答えを「プレゼン」できたら、褒めてあげましょう。ここで頑張って、両親を説得できなければ、海外留学に行っても”やる気”が持続しないので、途中で帰ってきます。
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■:3子供の留学先を「リサーチ」させる
子供の希望の留学先を「リサーチ」させましょう。リサーチの内容は、子供の年齢に応じて認めてあげましょう。
例えば、ロンドンならイギリス文化や気候、経済ニュースなど、関連する情報をリサーチさせて、イメージができるようにしましょう。
解答例
・ロンドンは、紅茶文化があるので、お母さんの好きな”紅茶”をお土産にできる。(小学生)
・ロンドンは、サッカー好きの僕には魅力的。(中学生)
・ロンドンは、EU離脱のニュースが発表されてから、貨幣価値が下がっているので、円を持って支払いをすれば、留学費用が抑えることができる。(高校生以上)
■:4子供の留学に「協力」させる
留学先や期間が決まったら、子供に協力させましょう。子供の年齢に応じて、協力させるレベルを調整しましょう。全ての費用を両親が出すのが当然だと思って、留学に行くと怠けてしまう原因になります。
例
・毎日、家事をお手伝い。(小学生)
・お小遣いから貯金させる。(中学生)
・バイト代から一部を支払いさせる(高校生以上)
■:5子供の留学を「サポート」する
子供の留学は、お父さん・お母さんのサポートなしには成功しません。子供が頑張って、海外留学の意思を示したら、協力してあげましょう。経済的に難しい場合は、奨学金や学資ローンが使えるので、検討しましょう。
【参照】
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