学校で習う教科って色々とありますよね。小学校から国語・算数・理科・社会など各教科習い始めて、中学校からは本格的に英語が始まり英語の授業の時間数がどの教科よりも多くなり、高校では各教科がより細分化されて習っていく。
もちろんそんな中、勉強をしていくうちに好きな教科と嫌いな教科ができ、教科ごとの学習理解度にもだんだんと差が出始め、嫌いな教科はより勉強しなくなったりと・・・みなさんもそんな経験をされていると思います。
わたしはこの教科が一番得意だけど、みんなは苦手みたい・・・まわりの人の得意な教科や苦手教科なども受験では気になるところ。
今回は大学受験を行った方の得意だった受験科目、苦手だった受験科目は一体どの科目だったかをアンケートしてみました。
一番得意だった受験科目は?
今回一番得意だった受験科目は31%で英語となりました。次いで国語が25.9%、数学が19%と続きました。やはり、英語と国語は受験必須科目なので得意の方が多いようです。続く数学や歴史なども選択科目として選ぶ方も多いので続いているようです。
続いて、苦手だった受験科目をアンケートをしてみました。
苦手だった受験科目は?
一方、苦手だった受験科目は39.7%で数学となりました。次いで、英語が22.4%、歴史が8.6%となりました。数学が苦手だった人が圧倒的に多かったことがわかります。数学といっても受験科目ではⅠ・Ⅱ・A・Bとあり範囲がとても広いです。その中での得意不得意に差があったのが受験科目として苦手だったのかもしれません。
英語
得意科目では1位だった英語ですが苦手科目でも2位と、得意な方と苦手な方と真っ二つに割れる結果となりました。普段から会話として使うことが少ないため、勉強量によって大きく差がでる科目です。単語の暗記量や文法が一度わからなくとあきらめてしまう方も多いことが苦手の要因となってるようです。しかし、苦手とする方が多い中、英語を得意とすることで受験に差をつけられる教科でもあるので、必死に勉強することで得意となった方も多いようです。
国語
得意科目2位、苦手科目4位と、国語も得意な方と苦手な方と別れる結果に。塾に通う方の中では小学校では一番選ばれる科目でもある国語ですが、中学や高校で国語を通塾させることが少ない科目でもあります。全ての科目の基礎となる国語ですが、古文や漢文など普段から使わない言葉なども覚える必要があり、現代文は得意だが、古文が苦手な方も多いようです。一方、一度学習方法のコツを掴むと吸収しやすい教科でもあるので、ただ問題を解くだけでなく苦手な方は参考書や予備校などでコツをつかむ勉強法を学ぶことがオススメです。
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数学
得意科目3位、苦手科目1位と数学も非常に分かれる結果となりました。文系の方が受験科目として選ぶ場合に一番悩ませる科目だと思います。理系の方は国語などと違い答えが論理的に出るため得意とする方が多いですが、過去の公式の積み重ねが必要となる数学は、単元ごとの繋がりがあるため一度理解できな単元が出てくると迷宮入りしてしまうことが多々あり苦手となる方が多いようです。
歴史
得意科目4位、苦手科目3位と、英語、数学、国語に次いで名前が上がる教科の歴史。受験科目としては選択科目となるためあえて受験しない方も多くいる科目でもあります。暗記中心となるため得意の方がいる一方、膨大な範囲の世界史や人物が多く登場する近代史などは苦手とする方も多いです。
1つの教科で得意科目と苦手科目に分かれる結果に
英語が苦手な科目として挙がるとは思いましたが、得意科目として1位となったのは意外でした。日本人は英語を苦手とする方が多く、常に英語の受験方法や勉強方法が取り沙汰されている中、実際に受験を行う受験生はそれに負けじと勉強しているのだと思いました。
平成28年度のセンター試験受験者数は53万人でした。その中で英語が52万人、国語が50万人、数学Ⅰ・Aが39万人が上位となっており、ほぼ必須教科となります。その中で得意教科、不得意教科を選ぶことになると、本当の苦手科目は受験で使用しないことで選ばれている可能性も高いはずです。
今回のアンケートを行って、受験には現状の得意科目苦手科目を把握し、目標とする大学の受験科目について戦略的に受験勉強を行うことで苦手科目の勉強を排除するなど、より合格に近づける勉強方法を行うことが重要だと改めて感じました。
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