大学受験を行うときには試験会場まで行って受験することになります。受験者数の多い試験の場合は、全国各地に試験会場が設置されたりしますが、受験者数の少ない学部などの試験の場合は、家の近くで受験を行う場所がなく、宿泊施設に泊まることもあります。
宿泊日数や宿泊場所の選び方などご紹介していきます!
受験者数の多い大学ではどのくらい試験会場があるの?
毎年50万人以上の受験者数を誇る大学入試センター試験では、全国に国立大学や私立大学を中心に700近い受験会場で試験を行います。それでもひとつの試験会場で4,000名を超える受験者が集まる会場がいくつもあり、少し遠いところから受験する場合は迷子になってしまうかもしれません。
他方、私立大学の志願者数は上位5校までが10万人を超えております。3年連続で志願者数1位の近畿大学では、50か所ほどを試験会場としており、ほとんどの学部が全国に試験会場を準備しております。また、試験期間を複数設けることで一回での受験者の人数を調整しております。
このように受験者数の多い大学や試験では、全国に試験会場を設置することで、できるだけ受験者に負担をかけないようにしております。ほとんどの大学の本試験では試験会場を複数設けておりますが、推薦入試などはどうしても大学本校まで向かわなければいけないこともあり、そのときは宿泊することもあるようです。
では、実際に宿泊をしたかどうかについてアンケートをしてみました。
受験の時どこかに宿泊した?
60.3%の方が宿泊をしなかったと回答しております。しかし、30%の人がホテルなどを使用し宿泊しており、親戚のおうちなどを利用し宿泊している人もいるようです。
では、どのくらいの日数宿泊したかもアンケートを取ってみました。
宿泊日数の最長は?
19%の方が1泊2日と宿泊をした方の中では一番多くなっております。次いで3泊4日が8.6%、2泊3日、1週間以上が6.9%となっております。思った以上に長期宿泊する方が多く、大学の試験日程が重なった場合、そのまま宿泊し違う大学の試験会場へ向かっているようです。特に、親戚の家に宿泊される方は長期的に宿泊されることも多いようですね。
宿泊先の選び方は?
大学受験をするときに宿泊先を選ぶことは非常に重要ですよね。大学受験は多くの方が受験し大学同士の受験日程が重なってしまったらホテルが満室になることもありますので、受験大学が決まったらできるだけ早めに宿泊先を確保することを行いましょう。早い方では10月頃から動き出す方もいるようです。
駅に近い場所のホテル
複数の大学を受験し長期宿泊される方などは、交通の便が良い駅に近い場所のホテルなどを利用することがよいでしょう。大学までの移動時間をできるだけ短縮させることも受験に集中するためにも必要です。できるだけ乗り換えの便利なターミナル駅などが良いとは思われますが、あまり大きな駅ですと、構内が広すぎて思った以上に歩くことになったり繁華街の騒音などがあり集中できないこともあります。複数受験する場合でも乗り換えが発生しない同じ路線に受験箇所がある場合は、あえてターミナル駅などを外してみることも考えてみてください。また、コンビニなどが近くにあると食事や文具など最低限必要なものを直ぐに購入できるので便利になります。
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室内設備の確認
ホテルの設備などもホームページや電話などで確認をしておきましょう。都会のビジネスホテルなどは思った以上に狭く、勉強ができないこともあります。勉強できるスペースや机があるのか、電気スタンドを貸出しできるのかなど確認をしておきましょう。また、ホテル内は乾燥しやすかったりもしますので、寝る前に濡れタオルなどで加湿をおするようにしておきましょう。予約プランとしては朝食付きプランなどがあると、お腹を満たし受験に挑むことができるでしょう。
大学生協を活用しよう
各大学や各地域の大学生協などでは受験に対しての宿泊の案内をしており、予約をすることもできます。地元のことを知っている大学生協ですので近隣ホテルの場所や金額を比較しやすかったりもしますので活用してみることもよいでしょう。オープンキャンパスなどでも相談コーナーを設けていたりもしてますので確認しておきましょう。
前日の過ごし方
宿泊先での前日の過ごし方として、いつもと違う環境で寝ることは寝付きにくいこともあります。できるだけ早く寝ることを意識してあまり遅くまで勉強しないようにしておきましょう。新しく頭に詰め込むというよりは暗記系のチェックなど自分が行ってきた勉強の確認などにしておきましょう。
目標の大学で受験される場合は、春からはその地があなたの新しく住む街となります。受験前や受験後に時間がある場合は、少し散歩などをして街を散策してみるのも気持ちを引き締めることになるかもしれませんね。
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